ブックメーカーはキャッシュアウトでコツコツ稼げる【デメリットもあり】

ブックメーカーの攻略法を調べるとよく名前が挙がるのが「キャッシュアウト」です。
実際にキャッシュアウトを活用することで、ブックメーカーで稼げるようになります。
しかしキャッシュアウトも万能な攻略法ではありません。
本記事ではブックメーカーにおけるキャッシュアウトの仕組みや利用上の注意点などを詳しく解説しています。
ブックメーカーはキャッシュアウトでコツコツ勝てる!
キャッシュアウトはとにかくコツコツと稼ぎたい人におすすめの攻略法です。
逆に「一撃で大きく勝ちたい」と考えている人にキャッシュアウトはおすすめできません。
具体的にブックメーカーのキャッシュアウトについて、詳しく仕組みをチェックしてみましょう。
【大前提】ブックメーカーのオッズは常に変動している
キャッシュアウトを活用する際に、まずはブックメーカーのオッズが四六時中変動していることを理解しておく必要があります。
オッズの数値は各賭け式の的中可能性と連動しているためです。

サッカーでゴールを決めたチームは勝利の可能性が高まるため、反対にオッズは低下することになります。
逆にゴールを奪われた(失点した)チームは勝てる可能性が低下する分、オッズは上昇します。またどれだけベットが集まっているかも、オッズが変動する要因です。
イメージとしては、1試合の中でも以下の要領でオッズが変動します。
事象 | オッズの状況 |
---|---|
試合前 | 日本勝利:2.0倍/ウルグアイ勝利:2.0倍 |
日本へのベットが集中 | 日本勝利:1.7倍/ウルグアイ勝利:2.2倍 |
ウルグアイがゴール | 日本勝利:2.3倍/ウルグアイ勝利:1.6倍 |
日本がゴール(同点) | 日本勝利:2.1倍/ウルグアイ勝利:1.9倍 |
変動するオッズを活用して稼ぐのが「キャッシュアウト」の仕組みです。
賭けた後にオッズが低下している→利益確定
自分が賭けた後にオッズが低下した場合、賭け式が的中する可能性は高まっています。
するとキャッシュアウトすることにより、利益確定が可能です。
時にはキャッシュアウトして
— リン@ブックメーカー (@rin_bookmaker) February 15, 2023
勝ち逃げすることも♡
欲を出さないことがブックメーカーでは
大切ですね ( ¨̮ ) pic.twitter.com/CTHlIogiTm
例えばオッズ2.0倍の時点で100円の賭けを行い、試合中にオッズが1.7倍まで下がっている状況を想定します。
キャッシュアウトした場合には「100円×1.70倍=170円」という払い戻しを得られるというイメージです。
実際にキャッシュアウト時に適用されるオッズは、リアルタイムのオッズに一致するとは限りません。
その時々でブックメーカーのキャッシュアウト画面にキャッシュアウト金額が表示されるので、しっかりと確認した上でキャッシュアウトするか否かを決定しましょう。
賭けた後にオッズが上昇している→損切り
自分が賭けた後にオッズが上昇していると、賭け式が的中する可能性は低くなっています。
オッズが上昇した段階でキャッシュアウトを行った場合は損切りが可能です。
そのまま予想が外れると1円たりとも払い戻しを得られませんが、キャッシュアウトすることにより賭け金が一部戻ってくるので、大負けする心配はありません。
ブックメーカーをはじめとするギャンブルで稼ぐには、「いかに勝つか」という点以上に「いかに負けず資金を残せるか」という点も重要になります。
そのため「この賭けは外れる」と判断した状況でキャッシュアウトを行い、小額でも資金を取り戻すことは重要です。
意図していたのとは違う賭けを行ってしまった→賭けキャンセル
キャッシュアウトは万が一賭けを間違えた場合のキャンセル機能としての役割もあります。
しかし2倍オッズに100円を賭けてオッズが変動しないまま即時キャッシュアウトをしても、ベット額全額が返金されるとは限りません。
実際には数%~数十%の手数料を取られてしまいます。
したがってキャンセル目的のキャッシュアウトを損するだけです。
なるべく賭けの間違いがないように気を付けて賭け式やベット金額を選ぶようにしましょう。
ブックメーカーのキャッシュアウトは2種類
一口に「キャッシュアウト」と言っても、実は2種類のキャッシュアウトがあります。
具体的には全額キャッシュアウトと部分的キャッシュアウトの2通りです。
それぞれのキャッシュアウトの特徴について、詳しく解説します。
全額キャッシュアウト(オールキャッシュアウト)
全額キャッシュアウトは文字通りベットした金額を全額キャッシュアウトする手法です。
全額キャッシュアウトをした時点で、賭けの結果は確定します。
特に指定なく「キャッシュアウト」と記載されていた場合には、全額キャッシュアウトと考えておいてOKです。
部分的キャッシュアウト(パーシャルキャッシュアウト)
部分的キャッシュアウトはベットした全額ではなく、指定した金額だけでキャッシュアウトを行います。
例えば1000円をベットした場合、500円分だけキャッシュアウトするというイメージです。
部分的キャッシュアウトを行った場合、残った金額の賭けは有効なのでまだ結果は確定しません。
「利益確定や損切りをしたいものの、もう少し賭けを楽しみたい」という時に活用するのがおすすめのキャッシュアウトです。
しかしキャッシュアウト機能があるブックメーカーでも、必ずしも部分的キャッシュアウトを使えるとは限りません。
実はブックメーカーのキャッシュアウトを使うべきではない?
ブックメーカーにおいてキャッシュアウトが効果的な攻略法であることは間違いありません。
しかし一部には「キャッシュアウトを使うべきではない」という声もあります。
というのもキャッシュアウトには意外と多くのデメリットもあるためです。
具体的にどんなデメリットがあるのか、詳しく紹介します。
常にベット画面を観察する必要がある
キャッシュアウトを活用するためには、オッズの変動を見逃せません。
したがって基本的には常にオッズの状況を注視しておく必要があります。
ほかにもいくつかある攻略法と比較して、キャッシュアウトはかなり労力のかかる手法であることは理解しておきましょう。
本来的中していた場合よりももらえる配当金額が小さくなる
キャッシュアウトは利益確定できるのが大きなメリットです。
本来の的中時には2倍配当を得られたのに、キャッシュアウトしたために1.7倍配当しか得られなくなるといったように、本来賭けた際のオッズよりも配当金額は小さくなります。
「最終的に賭けが外れる」というリスクを回避する分、利益率が小さくなるのは大きなデメリットです。
損切りした後に形成が逆転することもある
キャッシュアウトにおける一番のデメリットは、損切り後に逆転するケースです。
例えば「日本VS韓国」のサッカーの試合において、「日本勝利」にベットした後に韓国がゴールを奪ったタイミングでキャッシュアウトしたとしましょう。
すると「日本勝利」のオッズは上がっているので損切することとなります。
そのまま日本が負ければキャッシュアウトは成功ですが、日本が逆転して勝利した場合キャッシュアウトは失敗です。
もちろん結果のコントロールはできませんが、あまりにも早いタイミングでキャッシュアウトをすると、失敗する可能性も高いということは理解しておきましょう。
キャッシュアウトは出金条件消化としてカウントされない
キャッシュアウトをした場合、リアルマネーとボーナスマネーともに出金条件を消化したものとは見なされないのが通例です。
したがって入金後に最低条件以上のベットを行っても、キャッシュアウトばかりしていては出金できません。
もちろんキャッシュアウト自体は有効な攻略法ですが、実際にボーナスを出金するためにはキャッシュアウトを行わない賭けも併用する必要があります。
キャッシュアウトが使えるおすすめのブックメーカー
キャッシュアウトを使うのにおすすめのブックメーカーを3社紹介します。

Bet365は「オートキャッシュアウト」という機能があります。「オートキャッシュアウト」は株式投資の指値注文と同じようなイメージで、一定の水準までオッズが変動した時に自動でキャッシュアウトしてもらえるという仕組みです。
「常にベット画面を見ていなければいけない」というキャッシュアウト最大のデメリットは、Bet365ならば回避できます。

公式サイトで最新情報をチェック

ウィリアムヒルスポーツでは「全額キャッシュアウト」「部分的キャッシュアウト」の双方が利用できます。
ちなみに名称はウィリアムヒルスポーツ独自の「キャッシュイン」と利用していますが、中身はキャッシュアウトと全く同じです。

公式サイトで最新情報をチェック
ワンバイベットもキャッシュアウトができます。
またワンバイベットはデフォルトで設定されるオッズが高いため、キャッシュアウト時にも他のブックメーカーより多めの払い戻しを受けられるのが魅力です。